光を見ることができなくなっています
瞳孔が疲れていると、白線やガードレール、家の壁など見るだけで涙が溢れるものですが、白い物だけを見ることができないなど、眩しすぎるのとはまたちがうのです
日差しにはカーテンがありますが、特に蛍光灯、次に黄色味のないLEDはあまり点けないでいます
身動きが取れず、何が楽しいのか、家族は虐待を繰り返しています
福島県で伝統的な歌舞伎を観に行くと言って、引きこもりの母は珍しく前日から私に予定を教えていました
私は特別逆らいたい、傷つけてやりたいというのはありませんでしたが、やはり鬱病には、朝は起きられません
父親は起こすふりをして、10分か20分ほど、娘が寝ているベッドに来て、奇声を発して顔や首を舐め回しました。私は学生のときマッチングアプリをしていたので、男が首を舐めるのはどんなときか、知らないはずもありません。もしそれが男の子に対してだったらやらないだろう、という、考えても仕方の無いことを私は置いやろうとし、永遠に続くかに思えたそれを、無視し、無反応であることで抵抗を示すほかありませんでした
母親は明らかに成人前よりも執拗すぎるそのキスのようなものを、止めないどころか、「お父さん本当に楽しみにしてたんだよ」と私を全面的に責め、自分が引きこもりだから娘のことが憎いんだという同族嫌悪に向き合わず、鬱病の症状を検索もしないようでした
大学時代何があったのか聞かないで、歌舞伎には連れて行っても病院にはかからせないで、父親に娘を犯させていい気味だと思うなら捨てればいいのですが、母親は引越し先を既に見つけていた成人済みの子を無理やり連れ帰ったのは自分だ、子にしがみついたのは自分だとすっかり忘れています
光さえ辛い私が、自分が父親に犯されているのではないか、などとリスクの高すぎる内容を、通報することはできません
ほかの家もこうだったら、笑われて、すでに折れている両足をちぎられるだけです。実家に暮らす者が支援を求めることもできず、そもそもどうしてほしいのか、国民自身が決めていないのに電話口の相手にも迷惑です
死にたい、もうなくなったはずの家長制度や身分制度をまだ大事に抱えている人間というものを、ここまで憎むようにさせられて、人間というだけで、私はその助けてくれた者を許さないのではないでしょうか