「なるべく『嫌い』といわず『苦手』と言い換えるべき」同人活動では、そんな気遣いを見かけることがあります
同人でなくても普段の生活のなかで、「苦手」という言葉を使うひとが現れると、「嫌い」ということばが消えてしまい、その場の全員が「苦手」で言葉を揃えるようになるのを目撃するのです
ですが本来、なにかを嫌う気持ちは「きょう寒いね」というのとおなじ、単なる感覚のことばであり、わざわざ言い換えをするほどのことでもありませんし、そう考えると、だれかがなにかを嫌いなのは珍しいことでもないので、口に出す必要さえない、とわたしは考えています
それでも口に出すというのは、マナーとしてカモフラージュして、言い換えをしてでも悪意を伝えてやりたい、という意味があることになってしまいます
つまり、本当は「苦手」とすら言わないでその場を離れるべきです
マナーは大切ですが、それは実際に誰かのためになるからであり、自分の保身のためであれば、どうなのでしょうか
住み分けに協力することこそマナーかもしれません