ボブカット

些細なファッションのお話です
わたしは男性の美容師が苦手です。彼らの好みの髪型はあまりに地味すぎて、任せると後悔してしまうからです



芸人のゲッターズ飯田などは、女性がモテるには髪を切るとき、男性の美容師に「お任せで！」と言うのを勧めているようですが、男性のすきな髪型といえば、アニメやアイドルにありがちなボブヘアーですよね

しかし実際には、ボブという髪型は、大抵の女性を喪女にしてしまうだけです
逆にいえば、母親とお揃いの服を着た、ボーダー柄の喪女は、ことごとく地味なボブ（耳が髪で隠れるタイプのショート）の髪型をしているということに、気づいてほしいものです




わたし自身はふだん、寺田恵子をもうすこしゴス寄りにしたような格好をしており、（そのくらいやらないと本当に地味なのです）ひとはわたしの全身のコーディネートを見ようとしてか、自然と道を開けてくれるのが便利です

しかし男性美容師にボブにされた時期は、電車で避けられるどころか突き飛ばされてばかりで、おおきな仕事も任せてもらいにくく、たいへんだったのを覚えています



ボブの女性を突き飛ばすのに、ボブがすきだと偽る男性たち。その理由は、喪女たちのことが視界に入らないからこそ、どこかにアイドルみたいなキラキラしたボブの子がいないかな、とファンタジーな夢を見つづけていられる、ということだとわたしは考えています

ネットや雑誌でボブが人気であること、それは同時に、現実では不人気であることを表しているというわけです

（もとが暗い腐女子の場合、明るい髪色で、パーマをかけ、相当目立つ口紅を塗らなければ、ボブカットのとき美人と思ってはもらえません）

それからわたしは、美容室へ行くときかならず、派手めのものを着ていくようになりました
その服に合わせた髪にしてもらいやすくするためです

とはいえ、結局じぶんで青文字系に合うように切ってしまうことがおおいですが