健気なヒロイン

金ローで「から紅」を観ました

ヒロインの紅葉さんが、コナンくんと服部が徹夜して自身の屋敷を見張ってくれたのをしって、和葉に自慢していましたが、ふつうの女の子ならここで申し訳ながって自慢などしないだろうな、と、ふとおもいました
この時代、守られることに罪悪を感じる女性はけっこういるようにおもいます


現実だけでなく、乙女ゲーやドリーム小説のヒロインでさえも、ただひたすら申し訳ながっているタイプはおおく見られる気がします。「男たちにばかり危ないことを任せているわけにはいかない、なにか役に立ちたい」と健気に努力するヒロインがいつも描かれるものです

青山先生が描くような、わがままに守られる女性キャラクターは、かなり古風なラブコメのタイプなのだろうとおもいます



コナンの話ではなくなりますが、ジョジョ速やニコニコなど見ていると、ジョジョの女性キャラクターについて、「JO女子は守られてるばかりじゃないからかっこいい」というひとがいるとおもいます

確かにみずからのスタンドで立ち向かう女性キャラクターはいますが、むしろ、女性を戦いの事情に巻き込みたくなくて守ろうとする男性たちを、彼らのすきにさせておいて詮索せず、どこまでも守られるだけ、というキャラクターもいたはずです!


もし後者のありかたを否定して、血みどろに戦う女性だけを祭り上げるなら、たとえばスピードワゴンがエリナに柱の男のことや、孫の危機をいっさい教えなかったのは、思いやりではなく侮辱だったということになってしまうではありませんか




女の子に生れたからには、徹夜で守りたいなら守らせておけばいい、とわたしはおもえてしまいます
(服部の場合、もちろん紅葉さんによくおもわれたいのではなく、事件の深刻さを受け止めた結果としての徹夜でしかなかったわけですが、守ってもらえたのは事実です)