耽美に関してはイヌピーが、睫毛、アザ、恐らく大寿の趣味の特攻服、ヒール等でカンストしており、描かずにいられません。
さて、ゴカムやブルロでも感じたことですが、『少年マガジン』には比較的髪を切る、結ぶという概念があって讀み易く、リベのキャラブックでは、リーゼントと辮髪のセットの手順が解説されていました。
一方でジャンプのキャラクターが髪型をネタにされるのは定番です。テニプリでは跡部と菊丸の髪型がツッコまれていることを、イヌピーを描き乍ら思い出します。ですが大人になってみると、コテを持たない者の云う事でしかないと知りました。
都合が良過ぎて漫畫にしか有り得ないものを憎むことは、事實よりも重要な真實というものを表現する手段としての虚構の性質上、當然です。漫畫にリアリティがなければ、鑑賞しても仕方ないのです。
然しYouTubeで「掻き上げ髪」もしくは「S字バング」で検索し、美容師が繰り返し手順を解説しているのを目の當たりにしないことも、真實をナメていないでしょうか。雨の中やヘアセット前でも跡部樣の髪が崩れないことを云いたいのなら、確かに腹が立つのも分かりますが、ヘアアイロンがあって、ある程度乾燥していればあのような髪型も可能なのです。さらにジャンプで云えば、イタチや蒼紫程度の掻き上げ髪であればドライヤーだけでできます。
定番のいじりに流され、少年向けコンテンツの髪型は全部あり得ないということにして、ツッコミを磨かないのもリアリティがありません。