世のなか、男性が海外赴任等になれば妻はついてゆくものですか、逆に女性のほうから海外へビジネスを広げたいといえば、夫とは離婚の道しかない、という傾向にあるそうです。
確かにわたしが婚活していたとき、相手は自身の地元に招こうとする男性ばかりでした。浜松の男性は浜松のデートスポットを回る計画を立てました。奈良の男性は飛鳥時代の遺跡を見せて自慢しました。岐阜の男性は岐阜市の科学館や岐阜の食材を生かしたフレンチレストランへ連れていきました
そしてもちろん、彼らは、ほとんどわたしの地元の話を聞こうとしません
たまに旅行好きや地理好きの男性が、わたしの地元の地域をしったように語るだけでした(男性のなかには地名をたくさんしっていることをひけらかしたがるひとがいますよね)

つまり彼らは自身の故郷(そして、その故郷と文化的・経済的地盤を共有している地域。たとえば名古屋のひとなら、岐阜や浜松などを含む東海地方)から、決して出たがらないのです
彼らは自身の地元にわたしを閉じ込めるための計画を、一方的に進めてしまいます。そんなふうに地元にしがみついているだけなのに、偉そうに、わたしに挨拶などを教えてしつけようとすることさえありました

わたしは、新生活が始まれば、それがまったくしらない土地であることをむしろ望む傾向にありました。だからどんな土地に暮らす男性に寄り添うことになっても、構わなかったです。相手の故郷に住むこと自体はいいのです
しかし、その男性が、故郷から離れる生き方を惨めだとおもっている場合、ほかの地域から来た嫁の存在を対等におもうはずはない、とおもうのです。