軍オタ

大学2年のころ、シベリア出身の新任講師がやって来ました
彼女は大阪の大学院を出たばかりのたいへんきれいな先生で、金髪と白い肌に、いつも肩にかけた鮮やかなスカーフがよく似合っていました
彼女の分野は近代史でしたが、彼女のゼミ生となった友人の女子学生がわたしに信じられないような話をしてくれました
そのゼミには戦争の話題のだいすきな男子がひとりいて、発言するたびに乃木大将を誉め称えるそうです。そのうえ「所詮女は~」などと文脈に必要ない余計な女性蔑視の発言をいちいち付け加えるらしいのでした
彼は右翼みたいな話題とおなじくらい下ネタも多く、子どものころ美人の教師とキスしたことがあるだとか、パンツを見たことがあるだとか、気色悪い話ばかりするようです。
そのときのデレデレした口調は思い出したくもないほど不気味だといって、友人は顔色をわるくしました

彼は近代史のゼミだからそのゼミを選んだのかもしれませんが、わたしはその話を聞くと、担当する先生が絵に描いたようなロシア美女だったからこそ選んだのではないかともおもえてきますし、友人も、先生がかわいそうだ、と嫌悪感を露にしていました




このようなことがあって、あまり軍オタの男性をすきになれません