受け取り手しだい

コミッションのアプリには、サービスを利用したいひとが、出品者を探すだけでなく、みずから「こういうサービスが見当たらないのですが対応してくれるかたを探しています」というようなリクエストをし、出品側から提案を募ることができます


でも実際には、アイコンなどのありふれた内容なのに、わざわざリクエストしているひとを多く見かけます
わたしはそれが疑問です
じぶんで理想のクリエイターを探したほうが満足のいく作品を得られるのに、なぜ応募のなかから絞って選ぼうとするのでしょうか
















わたしは疑問に感じながらも、きょう、はじめてリクエストのひとつに提案をしてみました
さっそく反応していただけましたが、挨拶もなく、疎い敬語で「リクエストに書いた通り、今回は可愛らしさのない、綺麗、煌びやかなものだけを求めています。大丈夫ですか?」とだけありました

わたしには、かわいらしさと綺麗さとに境界を引こうとするその意図がまったく理解できなかったため、「○○さまの感覚において、わたしの作風はいかがでしょうか。もし『綺麗』のうちに入っていればお声かけいただけたらと思い、ご提案いたしました。理想の絵柄のクリエイターに出会えることを願っております」と返信して、判断は控えておきました


先方は、サンプル画像やギャラリーのイラストのわたしの絵柄が、綺麗だと感じていないのにもかかわらず、連絡をしたのでしょうか

それから返信はないのですが、あまり同人に向いていないひとのようなので、このまま連絡がなくてもいいなと思っています……






きょういいたいのは、クリエイターがどれだけ依頼者の希望に寄せても、それをどう受け取るかは依頼者自身だけの問題であり、その点ではクリエイターは無力なのだということです

依頼者みずから、応えてくれそうな理想のクリエイターを探す、という姿勢が、満足に繋がるのではないでしょうか

「きれいな絵がいい」というリクエストのほかに、なかには「イケオジ専門に描いているひとを募集します」など具体的すぎるリクエストもあります
そのようなハッキリとしたこだわりのひとには、じぶんの推し絵師がいるはずなので、その絵師が個人のオーダーを受け付けていないのなら諦めるしかないだろう、とわたしは思います
お互い素人同士、じぶんで描けばいいところを、あえてその絵師のファンだからお金を渡すという場なのです。「まあこいつでいいだろう」と妥協で選ぶ場ではありません














(これがわたしの絵です。きれいにできましたが、マンガ絵であれば、かわいさをなくすことは不可能なのです)