創作作品を依頼すると、無事納品してくれた作家に、繰り返し依頼したくなることがあると思います。
相手は毎囘、真面目に納品してくれるでしよう。でも、リピートとは、作家にとつて新しい挑戦ではなく、どんどん新鮮さがなくなってクオリテイが低くなっていくリスクをはらむ行為でもあります。その神がどれだけ技量があり、真面目な性格でも、飽きに關してはどうしようもないことです。
しかも依頼するうち人氣、料金が共に上昇して、手が届かなくなる危険も高いです。まるでバンドを応援し続けたいのにチケツトの倍率は上がる一方、というような現象です。
運命の出会いだ! と感じられた作家に、いつまでも取引してもらうにはどうしたらいいのでしょうか。暗自身、どれだけ忙しくてもこうしたクライアントへの友情、感謝は忘れないな、という特徴をまとめました。
まず云えるのは、「創作仲間」になることが必要ではないかということです。その作家と同じくらい、もしくはそれ以上の人氣があれば、相手も優先的に取引してくれること間違いありませんが、ハードルは高いですね。2、3の作品をネツトに上げているくらいでも十分です。
ちなみにその際ありがちなのは、じぶんのなかでボツにしたアイデイア、もしくは飽きたモテイーフを相手に任せてしまうことです。自身で制作したい気持ちにならない、ということが実現しないほうがいい夢である、ということかもしれませんから、繪師のごみ箱扱いには注意が必要です。
つぎに、自身で創作するのが無理なら、やはり「チツプ」という手が考えられます。
作家にとつて、特にまだ20代くらいだと、たった200円だとしても、それが缶コーヒーの差し入れの様に大いに心動かされるものとなるからです。暗自身はイベントの差し入れのほか、同人誌を通販してもらうときの上乗せは決して忘れません。
現代日本らしくないですが、チップは必須と思つてください。
創作もお金もムリ、というひとは、せめてつねに長めの感想を心掛けるのが効果的です。
どの作家にも當てはめられる文句をコピペしてやり取りしてしまうひとがおおいですが、気に入ったら、できた作品のバツクストーリーまで、決めつけるように褒めても大丈夫です。
どの作家にも當てはめられる文句をコピペしてやり取りしてしまうひとがおおいですが、気に入ったら、できた作品のバツクストーリーまで、決めつけるように褒めても大丈夫です。
ウザがられる譯はありません。其れが相手にとつては10万円くらいに相當するチップとなり、「VIP」に昇格です。クリエイターによつてはいちばん効果的かもしれませんね。暗は、感想が400字位あつても、それが直筆の手紙でも引きません。
以上は、特にマナーのお話しではないつもりです。どれひとつ實行できないとしても、なんらかの法令に違反しているという譯ではないのです。ここでは、もしあなたが作家を仲間と思つて居るならどうしていたはずか、という友情を問題としています。だから友情がなくても全く惡くないのです。ただ、創作活動は商品以前に著作物を扱うという點で、取引先というよりは仲間とやることです。本氣でかたちにしたい、というぶつかり合いが欠けると、お金の無駄というべきでしよう。