客観性を高める

「アカハラ回避」という記事で、気が違ったかのような勢いで質疑する教授陣を、おとなしくさせる魔法の言葉を3つ紹介しました

しかしこれから卒論に挑むひとにとって、なんのこころの準備もせず、その場で魔法を唱えろといわれても、緊張してなかなか言い出せないとおもいます
今回は、魔法を冷静に唱えるための大切な下準備について、アイディアをまとめておきます
論文だけでなく、色々なプレゼンの用意や、小説の執筆にも役立つかもしれません





「バラエティークールダウン」


わたしはテーマや構成が概ね整ったら、ここで休憩し、テレビのバラエティー番組を夢中になって観てみることにしています

そのあと読み返してみると、暗く重い歴史を研究するじぶんのテーマが、いやでも先ほど観ていた芸人の関西弁のダミ声で再生されるのです
その難しいことばの並んだ草稿がコント(しかも面白くない)のネタであるかのようにおもえてきて、ゼロからやり直したくなります

じぶんが真心こめて書いたものを、笑い飛ばさなければならないとは、とてもツラい方法ではありますが、クールダウンをちょくちょく挟みながらテーマを決め直し、「これでだれに笑われたって大丈夫だ」と自信をもって作業を進めていけるのです






「虎穴作戦」


さて、じぶんの考えを笑って客観性をもつこととよりも大切なことがもう一つあります。当然ですが、しっかりと勉強することがいちばんなのです


その際におすすめしたいのは、学長や学部長などの偉い教授に、協力を求めることです

ほかに、なんとなく、じぶんのゼミの教授のことが嫌いそうな教授にも声をかけておければ、なおいいです
資料集めの名目でアカハラ加害者の研究室にお邪魔し、ずばり「わたしのゼミっていじめられているんですか?」と、素直に尋ねれば、そこが自室にもかかわらず、相手のペースは乱れます

いやな先生に媚を売って取り入れ、ということでは決してないです。むしろ素朴な疑問をぶつけ、策略がないことを示すのです





「コント『卒論』」


学生が「教授の付属物」であることをやめ、枠を超えて動いていると、学部中が揺れ動きます。勇気を出して、敵に協力を求めたことにより、

「あの子学長先生にも勉強を教えてもらったんですって。あんな嫌な教授のゼミの学生が、学長の教え子でもあるだなんて、これからどう接したらいいかわからないわ」

と噂され、もう酷いことはいわれないかもしれません



ですがやはり当日が最も肝心であるため、下準備を欠かすべきではないでしょう
ここでもお笑いの力が活きてきます。まずはその部屋全体を、コント「卒論」という舞台とおもい、じぶんをふくめ、全員が演技をしていると想定するといいでしょう


そして先のだれかの質疑応答の時間、必死に大声を出して怒り散らす教授を見て、笑いがこみあげてきたら、もう客観性を失うことはありません

道化役を買ってでた親切な先生には、親切で応えたいところです。善意があれば、「アカハラ回避」で紹介した言葉を簡単に唱えることができるようになっているのではないでしょうか








(さあ開戦です。どちらが本当の大人なのか、アカハラ教授陣にはっきり思い知らせましょう)