住み分け

デジタルコンテンツの販売では、受注してから作るというオーダーメイドが主流だとおもいます
購入者には、じぶんのために作ってくれたという認識がつよくなり、実際、「あなただけの」という売り言葉のクリエイターはとてもおおいですよね


しかし、実はあくまでクリエイターが著作者となっているので、基本的に加工や転売、再配布、広告収入のあるページでの使用などをするのはダメです
(許可しているクリエイターも結構いますから、はじめに相談しておきたいですね)







また、じぶんだけの作品ということで、クリエイターのポートフォリオにしてほしくない気持ちがあるひとはおおいでしょう
クリエイターのSNSで投稿されたり、フリマアプリのサンプルにされたりすることには抵抗があるとおもいます
あくまでじぶんは著作者ではないということを踏まえたうえで、クリエイターへのお願いのし方には、ふたつの視点があるのではないでしょうか



ひとつは、単なる人間関係の視点です。公開するなというじぶんのほうがおかしいと自覚したうえで、「公開してほしくない」という気持ちだけ伝えることになります。クリエイターは、公開するとあとあと面倒になるかもしれない、という自覚を持つようになります

もうひとつは、法的な視点です。クリエイターに、「公開しない」というオプションを持ってもらい、それをいっしょに購入することです。絶対に公開しないようにしてもらえます


一概に、どちらがよりトラブル防止のためにおすすめかということはいえません。どちらが相手にとって友好的と受け取られるか、わからないからです。人間関係と法律、どちらの視点も持っておきたいところです



















さて、以上を読んだオタクのなかには、著作権に関係なく、住み分けは当然のことなのだから、一般に公開するのは非常識だと感じたひともいるのではないでしょうか

確かに、二次創作や、夢、腐といった女性向けでは、その存続のために、一般の目に触れないよう配慮するのは当然のことです
わたしは、それは日頃二次創作しているクリエイター自身がよくわかっているので、触れなくていいのではないかといいたいです




それなのに、「絶対公開しないで」と堂々と強制してしまうと、高額な著作権料を支払う必要が出てくるかもしれません。もし支払えないのなら、あまりつよく言うのはどうかと思うのです
堂々と「夢絵を勝手に公開しないで」とプロフィールなどに表記するのも、すごくヘンです





また、わたしは大変疑問におもうことがあります
それは、「公開しないで」という女性がおおいと同時に、「アイコンにします」という女性もおおいという現状です

そのカプのどちらかひとりだけをトリミングしてアイコンに設定するのならまだわかるものの、もしふたりとも入れるのなら、住み分けたいのか、住み分けたくないのか見えてこないからです