愛の水割り

声優たちはインタビユーがあると、好きなキヤラクターとして自身の役を挙げます。若しくは、勿論じぶんの役が一番だいすきだけど、と前置きした上で、一視聴者として、べつの登場人物を挙げるでしょう。原作が古いと、子どもの頃に好きだつた思い入れのある人物を挙げることもあり、とにかく特定の人物との思い出というものを大事にしている声優のお話は、面白いなと想います。





それに引き換え、「えー!選べないよ」という一般のフアンの、味氣ないこと……
最初はいちばん好きなキヤラクターを悩むのが面倒くさくて、選ばなかつただけだつたのに、そのうち「わたしは一人に収まりきらないほどの愛がある人間だ」という尾鰭が付いて、自慢までするようになつて了います。

暗も二次創作で、オールキヤラをどんなふうに表現するか考えるのは非常に楽しく、いつもやります。でもだからといつて、キヤラオンリー、カプオンリーサークルよりも人格が優れているとは考えません。むしろはつきりした作風がないともいえることなので、自慢できません。

愛情深いのではなく、特にひとりのキヤラクターに特別な思い出がない、ただそれだけです。冷たい心の持ち主を博愛主義とよびます。





コミツシヨンで、なん度も指定するキヤラクターを替える購入者がいました。後で、著作者本人でもないのにリクエスト企畫を開き、フオロワー全員の推しを漏らさない様、媚びて居るのが判明しました。因みに自宅で猫を無數に飼つているようです。活動はそのひとの自己満足で、猫たちと同じくフオロワーは付き合わされているだけだと思います。誰の爲でもない冷えたリクエストなのです。

修正は無料ではありません。それに數百人のキヤラを指定して繪師のスケジュールを長期的に拘束するのなら、もはやちゃんとした会社員の月給のような金額をあげなければいけなくなりますから、愛情深さを売りにしているなら、本当に改心したほうがいいです。腐や夢は苦手なひとがいるから自分はオールキヤラギヤグしかやらない、という者は、無欲にひとのために活動しているのでしようか。然し、だれにも嫌われたくないという欲張りであるケースもあります。

無償でも有償でも絵師が著作者なのは変わらないことで、出来上がった作品は完全に相手のものにほかならず、リクエストしたひとは一時的に転載を許可されるだけです。繪師の推しを指定してあげられないことを、不自然に思つていてもいいくらいです。






















かけがえない唯一のキヤラがいない、というひとのために、対策として考えられるのは以下のような方法です。




・キャラソートをやってみると、思いがけないキャラが1位になって、価値観に變化が起きます

・スケブで「だれでも描きますよ」といわれて面倒くさかったら、そのサークルによく登場するキャラをひとり指定すればオーケー

・有償リクエストでキャラを決められないなら、「小説の挿絵」など、用途ありきでリクエストすると答えが出ます