ナンパの手口

「MONO channel」のとーまさんが、魅力的な人間はトータルバランスがいい、という話をしていました
詳しい説明はありませんでしたが、人間の魅力とは、顔、体格、学歴、収入などのレベルが、どこかとんがっているよりは背伸びしないほうがいい、ということだったのではないかと、わたしは勝手に解釈しています


それなのに、分相応を超えて「世界を広げよう」と企んでしまっているひとはいます
トータルバランスの、「人脈」だけを伸ばしたいひとです
寂しくて、近くのつまらない日常を見つめられなくなったことを、ナンパと呼びましょう




異性から街で声をかけられれば、まだナンパだとわかりやすいのですが、なかにはナンパするひとが、じぶんでも自覚しないままナンパのようなことをやっているケースもたいへん多いです

以下のことは性別に関わらずあると思います




・笑顔をモットーにしている


・方言ではなく「こんにちは」という


・「緊張してますか」と話しかけて、自分の緊張を解そうとする


・じぶんの作業過程をひとつひとつ報告して恩を着せる


・食堂で隣になろうとする


・異性を目立つ役目に抜擢してあげる&色紙や賞状を渡す


・教師が異性の生徒を校外へ食事に誘って労おうとする


・地位の低い大学教授が気弱そうな学生をいっしょに研究したいとゼミに誘う


・上司が異性の社員に、勤務後に相談があるといって夜中まで粘る




本人は下心に気づいていないでしょう
これらのなかには、人間関係を円滑にするための昔からの常識も含まれていて、本人もそれに騙されているのだと思います
けれども、常識に頼ってしまう時点で、実はそのひとは友だちを作る気がありません

 そのひと、というか、わたしも毎日、どこへ行ってもやっていたのです。ナンパ以外のコミュニケーションなんて、わかりませんでした。でも、本来はいつもの仲間と一緒にいて、取り立ててしゃべらなくてもいいんだと思います。つまらないときはつまらなそうにする、それだけのことが、いつからできなくなってしまうのでしょうか




















もう既にナンパ師に粘着されてしまったというとき、彼に幻滅してもらうための切り返し方を考えてみました。単純に、嫌いだということを面と向かって口にすることが大切です






・笑顔をモットーにしている
→「ヘラヘラしたひとムリです」


・方言ではなく「こんにちは」という
→「宗教勧誘とかマルチのひとって『こんにちはー』っていいますよね」


・友だちでもないのに話しかけて、緊張を解そうとする
→「(相手の名前)さんの声ニガテです」


・じぶんの作業過程をひとつひとつ報告して恩を着せる
→「頼んでません」


・食堂で隣になろうとする
→「○○さん(みんなに避けられている困ったひと)も誘いましょう」


・目立つ役目に抜擢してあげる
→「扱いやすいですか?」


・色紙や賞状を渡す
→「いらないです」


・校外へ食事に誘って労おうとする
→「年齢関係なく友達になれる、とかいうタイプですね」


・いっしょに研究したいとゼミに誘う
→「わたしは学部長のゼミに入ります」


・勤務後に相談があるという
→「わたしはないです」もしくは「引き留めるならまたタイムカードを押すので給料を出してください」