「ナンパの手口」という記事を書いていて、意識高い系のひとのいう「外の世界」ってなんなのか、文章にして確認してみたくなりました

いかにも世界を知っていそうな業者のキャッチコピーを紹介します



JTB「感動のそばに、いつも」

ANA「FRY TO DREAM」

ECC「言葉で世界は変えられる」

AEON「英語を話して、世界を大きく広げよう!」

JICA「いつか世界を変える力になる。」



わたしも、まさにこのような姿勢で大学に通っていたので恥ずかしくなってきました。いま思えば「どうして世界を変えなきゃいけないの?」「地元には夢も感動もないの?」と昔の己にツッコミを入れたいところです




こうした新天地には、友だちや家族はいないのでしょう

リピーターや、ルート営業先もないでしょう

……それを謳歌している大学生や老後のひとに投げ掛けたいことがあります。「つまり、生きる気がないのですか?」


外ばかり見て、それが自己投資のつもりでも、いまのところ旅行や遊びの習い事といった消費活動でしかありません。人生の客であり、主人ではないです






じぶんの体験に照らすと、ナンパな生き方をしてしまうのは、お仕事で上から「あのひとたちの役に立つんだよ」と教わるだけの働き方しか知らなかったせいだったなと思います
ターゲット層を絞る発想がないまま暴れているのです

わたしは時代物や歴史、和装に絞って仕事をするようになってから、友だち、フォロワー、そして取引先を増やしたかったら、やたらとナンパするのではなく、そのひとつの分野のひとを一網打尽にしたほうが早いなとわかってきました
着物やチャイナ、和室、古い町並みなどを描いてほしいひとが、みんなわたしを見つけてくれるからです

その外に世界なんてありません
広がるにしても内側から膨張するだけです