女ごっこ

Twitter に、嘗て非常に面白いアカウントがありました。

@real_keibi_in というアカウントです。百合が人氣だというメディアの宣伝に對し、全力で抵抗して居ましたが、いまは非公開となつて居ます。

このひとを見ていると、じぶんがなんの根拠もなく「百合は人氣らしい」と信じていたことの理不尽がわかつてきます。
なぜそう信じていたかというと、じぶんは女キヤラのエロを描かないからバズらないんだ、とどこかで甘えたかつたのです。でも、このアカウントの言う通り、男キヤラや男性コンビのほうが老若男女にウケるというのは、アニメでもタレントでも、どの業界でも歴然としたことです。歴史上の人物が女キヤラになっているゲームがわかりやすいですが、百合厨も本當は男性が好きなのに、女キヤラにアクシヨンさせて、ホモと思われないよう、カモフラージユしているということがわかつてきました。百合アニメや美少女ゲーが〈人氣がある〉とわざわざ報じるのは、逆に少年漫畫や特撮に比べると市場自体が同人レベルで、〈人氣がない〉ということを表してしまうばかりです。























わたしは一昨年、一度だけ、男性のクライアントから百合の作品を頼まれたことがあります。また、最近は十二単好きの男性から古代の女性の繪を頼まれました。@real_keibi_in さんを知つた後のいまとなつては、そのクライアントは女の繪師に女キヤラを依頼するという百合を、意識しないうち求めてしまつていたのがわかります。

どちらも料金は3000円程度の破格であるうえ、どこにも公開するなというので非常識なことでした。ひとを性別で考えてしまうと、著作権のような人格を認めないのです。というのも、百合厨は、女性タレントの名前を覚えることができず、また特別氣に入つているアダルトビデオの監督や、シリーズさえもたないことが屢々あるからです。

著作物とは、制作者の人格の表れたもののことです。主婦の方のなかにはエロそのものを否定するひともいて、確かに最大限、性犯罪に警戒するに越したことはないと思うのですが、本當に警戒すべきはエロを著作物として見ることができない人間です。旦那がセクシー女優やエロゲヒロインを見分けられないのであれば、かえつて娘を女として認識している危険がある、と云いたいのです。