女性を分類することは、あまり流行らなくなっており、表向き遠慮されるようになりました
しかし「流行らなくなる」というのは、女性をカテゴライズする傾向が「まだ根強い」という言い方もできるのに、油断してふわふわになってしまうことが、少し不安です。カテゴリー分けが時代にそぐわなくなっても、ひとにはルーツが必ずある気がするのです
わたしにとって紛らわしいのは、ヤンママとギャルの違いでした。この頃なんとなくわかりかけてきたので、同じ金髪でもどんな違いがあるかまとめてみたいと思います
ヤンママの見分け方
容姿
どんな職業だろうと金髪、ノーメイクです。ですがいつも腕時計、揺れないタイプのピアス、細いネックレスなど、首から下だけは社会人らしいファッションをしています。ぶっきらぼうで硬派だから、特に周囲のだれも金髪を注意しないのかもしれません。さん付けか、陰で苗字を呼び捨てにされます
性格
アイメイクのない顔から伝わるとおり、なにもこだわらない性格です。話題は自身の子どものことばかりで、無趣味なのがわかります。ギャルやサブカル女と大きく異なるのは、読書が大嫌いであることです。職場ではだれとでも付かず離れずしています。でも、それではあまりにアイデンティティがないので、しつこく話しかけるギャルの口調が移っているなど、おなじ金髪だからといって、間違えて自身をギャルに分類してしまうこともあります
男性関係
旦那との間には、子どもがたくさんいます。しっかり者のお母ちゃんで、最も愛らしさから遠い存在です。男性社員にとってブスキャラとして話しかけやすいか、もしくは金髪を注意されないほど怖がられてしまって、まったく話しかけられないかのどちらかです
仕事
ヤンママ自身にとって、あくまで人生は家庭にあるものの、とても仕事のデキる女性で、信頼を得ています。他人よりじぶんが若くてきれいかどうかではなく、お客様の役に立つことを最優先にしています。つまり本気で責任感をもって勤めているのです。これほど純粋に働きたいひとがいないから、ヤンママは孤独なのでしょうか
ギャルの見分け方
容姿
黒髪から金髪まで多彩で、もっとも人口が多いかもしれません。普通の女の子として、可愛らしくなりたいので、その雰囲気が周囲を明るくしていると思います。ちゃん付けで呼ばれます。アイプチや整形に、アスリートのような禁欲的努力を注ぎます。腕時計がないのも特徴で、携帯を見るでしょう
性格
非常に温厚で、まったく怒りません。明るい性格である一方、道徳の教科書や重い内容の児童書のような本を熱心に読んでいるなと思います。でも、ひとより物識りでありたいサブカル女とは対照的に、知的だねといわれると少し嫌がります。四大より、短大や専門学校へ行く傾向があり、あくまであどけない女の子らしくあります
男性関係
恋愛では一途さにこだわりがあるかもしれません。学歴主義など、あらゆる差別を嫌うロマンチストです。遊んでいるひとは苦手で、合コンや婚活に興味があるものの、一歩を踏み出せないようです。もしその一途に愛する相手が二次元にいるなら、サブカル女と層が被り、複雑な自己認識をもちます
結婚後はヤンママほどの多産ではありません
仕事
働き方は、いい意味でも悪い意味でも女性らしいです。いい意味では、ほかの女性と同じく、早くて正確なタイプです。でも、悪い意味では、仲間との会話が基本、「麻薬やっちゃったかも」と自慢したり、「チーク濃すぎる?」としつこく聞いたりと、じぶんのことばかりで、あまりお客さんのためになりたいわけではないようです。あくまで仕事は結婚までのつなぎであり、本気ではありません
(おまけ)サブカル女の見分け方
容姿
ヤンママやギャルより、もともとかなりの美人で、さん付けで呼ばれます。ギャルと化粧道具は同じで文化が被っていますが、あどけなさを狙っているわけではまったくありません。サブカル女にはヴィジュアル系の者と、着物の者、教師のようなスーツの者がいて、いずれにしてもその服装は非常に高い自尊心を表しているのです。今回は金髪の女性の見分け方なので、金髪というとヴィジュアル系のバンギャということになります
性格
攻撃性が高めかもしれません。契約、時代考証、着付けなどの「正しさ」にこだわりが強くて、あまり朗らかではありません。仕事でひとの役に立ちたいヤンママともあどけないギャルとも違います。それよりも、だれより若くて、きれいで、物識りで、金に糸目を付けないようであろうとしています。徹底した負けず嫌いを貫く人生を送るでしょう
男性関係
容姿からギャルと間違われていますが、実際には男性と話したこともない、というひとが多めです。結婚どころか、一生処女の場合もあるでしょう。いつもキツイ顔をしているのに、若い男性に話しかけられるとものすごく照れてシナを作っているので、本当に経験がないことがわかります。そのため、多産なヤンママを軽蔑しています
仕事
文系で、ほかの女性よりテキパキしていません。クリエイターとしての矜持が高いですが、実際には好きなバンドや漫画キャラを描くばかりで、貢ぐことしか考えていません。逆にじぶんが貢がれる側になって、責任を持って働く覚悟は、薄いような気がします。彼らを越える気はないということです
いかがでしょうか。女性を、年齢や化粧の濃さで分類してしまいがちですが、実際にはこの3つのような、何を読んでいるかという文化層で考えたほうがわかりやすいかもしれません
でもこのどれかにすべての女性が当てはまるということではなく、金髪の紛らわしい3人の女性の違いを書いただけです。金髪はむしろ少数派です