わたしは女性のご多聞に漏れず占い趣味があるのですが、魔術を守るという意識のひとが本当に少ないことを思い知らされています。まるで学生だったからいじめに詳しいはずだ、毎日電気を使っているのだから原子力を語れるはずだ、というひとのように、占いについて謙虚さがありません
おばさんの醜い、汚いところを映しているものとして、接するようになってきました
信じるかどうか、当たるかどうかに関係なく、こんな占い師はイヤだというあるあるをまとめてみます
神の代理
チャンネル名に「divine」とあったり、巫女やイタコを名乗っていたりするのが特徴です。軽々しく神というタイプで、例えば「塔」のカードが出ると、「神の怒りを買いましたね」「神の意思でこうなったというのを感じます」とすぐ言うのです。「死」のカードが出ると死ぬという小さい子と同レベルです。木花之佐久夜毘売と猿田彦以外の神のことも教えてください
自称魔女
これは恋愛ばかりを占うひとで、もっとも多いタイプの占い師なので見抜くのに時間がかかります。軽々しく、運命のひとやツインレイという言葉を好んで多用します。忖度なしというのは、「指輪」や「結婚」というカードが出てくるまで大量のカードを出し続けるからでしょう。わたしの動画が合わなければ観るな、とコメントをオフにしているひともいます
カードキャプター
クロウカードを用いてしまうタイプです。ポケモンなどのキャラクターのぬいぐるみを飾っています。感受性が強いということを自称し、激昂しては泣いて仕事をしません。見た目通りの精神年齢です。なにが面白いのか習慣的に「隠者」のカードを「引きこもり」と呼んでいますが、その占い師がいま使っているアイコンを描いてくれた神絵師は、たぶん隠者なのだから、もう依頼しないであげてほしいところです
辛口
知的と思わせておいて、実際には占いに関係のない受け売りの政治観や生活習慣病の知識を押し付けるだけのタイプです。わたしもそうだったんですけど~と言って、隙あらば元旦那の暴力について語り、悲劇のヒロインになったり、客の彼氏をボロクソに貶したり、ユーモアがないです。自身を辛口でかっこいい女と思っているのは、「カードキャプター」と通じています
キワミ
これはタイプというより、わたしを含めた女性全般のことです。物の扱いが乱雑で音叉を強く叩きすぎるほか、前の質問をリセットするためにカードをノックする手が、ただの正拳で、二重の極みになっています。ジャンピングを期待してわざとカードをこぼし、「元気ですね」と言いますが、なるべく落とさないようにしたほうがいいと思います
感覚派
恋愛以外を占っているひとのなかで、お腹空いた、など私語がとても多いタイプです。それを感覚派リーディングと呼んでいます。それ以外は時間いっぱい、相手を占うのではなくスピ用語の説明だけで終わらせ、昔から霊感があったはずなのに、最近の流行りの言葉を使って霊感を説明してくれます。このような働く気のないひとを見ると、女性の社会進出はまだまだ遠い夢だとわかります
有名占い師
よくメディアに取り上げられる占い師です。未だに運勢をランキングにしたり血液型の話をしたりしています。新型コロナの話などなんの勉強もしていなくてもだれでも知っていることをアドバイスしたり、金星が逆行しているときにイメチェンを薦めたりなど、偽物であることがバレバレです。こちらも当たっているかどうかは気にしていないので、せめてもう少しプライドをもってほしいものです
獅子座
伝統を守りたいのではなく、自惚れのために占い師になってしまったひとです。いまどき、運をいい悪いで考えてしまっており、停滞を表す土星や山羊座への差別をむき出しにします。獅子座の占い師は「火」のエレメントらしく気難しい、暗い顔をしていて、リアルでは太陽か月サインが「父性」を表す山羊座のひとしか相手にしてくれるひとがいないだろうに、大きい口を叩いています。一生保護者同伴です