Lamprima

YouTubeで、馬鹿よ貴方はの〝ファラオ〟さんが昆蟲ハウス101号室とコラボしたとき、スタンダップコーギー三森さんの甲蟲を手に乗せ、昔飼つていた文鳥を思い出すと語つていました。

実際自分でパプアキンイロクワガタを飼つてみると、確かに手に乗せた感覚は小鳥の脚のようです。それどころか小鳥の上位互換かもしれないなと感じ、今回はパプキンを飼つてみてよかつたことをまとめたいと思います。








渋い牛革のようなミヤマ、上品な角のゾウカブト、憧れの的ネプチユーン、昆蟲ショツプには魅力的なクワカブが多くいますが、蟲が苦手だった者としてランプリマは取つ付きやすい属でした。というのも、ずば抜けて小さいのです。

雌は朽木に潜るためか、鋭い顎をもちますが、それでもこちらの指をぎゆうとつまむ程度であまり痛くなく、雄に至つては人の指のような太い物は挟むことすらできません。


また、腹まで美しいので、蟲が苦手な者が口を揃えていやがるあの裏側は、1日で平気になりました。

腹の色が背の色と違うのが興味深いというのもあるのですが、飛び、そして必ず着地に失敗するので、ひつくり返っているときに水苔など差し出せば、易々とケースに返すことができるのはありがたいです。むしろいまでは腹を見せてくれるのを待つているともいえます。


ちなみに飛ぶのは晴れた日にケースから出して遊んでいるときくらいで、普段は飛ばず、ケースのプラスチックの壁を登ることすらできません。雨の日はじつと水苔に潜り、静かです。つまり蟲は脱走の達人だということや、夜うるさいことなどは、ランプリマに関してはまったくつまらぬ偏見でした。


以上は飼いやすさの説明でしたが、より積極的にパプキンの好きなところを語るならば、その丸い形もさることながら、サイドミラーのような触角を忘れてはなりません。

わたしはあの犬よりも人間好きかに思われる、コガネメキシコインコという鳥を飼いたかったけれど、いまとなっては、パプキンはインコにないものがたくさんあるとわかります。なによりインコには触角がないのです。愛らしい触角を、畳んだり、前肢で掃除したりしている仕草は、蟲にしかできません。




蟲が苦手であることを克服するには、昆蟲YouTuberがGなどの奇蟲を愛ているのを日常的に視聴するのがもっとも良い方法なのですが、その後のレベルアツプにおすすめなのは、このように美しいパプキンを飼うことです。腹、羽音、噛むこと、触角など、蟲の怖いところ全般を秒で克服することができるどころか、指に乗せたとき、しがみついてくるのが赤ん坊の掌のようで、あなたはパプキンを愛すほかありません。