虚空

Youtubeで村田らむさんという方が、様々なチヤンネルにコラボ出演しているのを目にするようになりました。樹海のライターでもあり、樹海での屍體観察を生き甲斐とするエリートサラリーマンKさんとのエピソードは豊富です。Kさんは首吊りがよくあるポイントや屍體の見つけ方を熟知し、屍體の前で食事することができるほど慣れて居ます。自殺志望者と3人で樹海を巡つたときには、絶對見つかりたくない者と、絶對見つけたい者とで勝負だと笑つていたそうです。このブログでなん度か書いている通り、父親から性的虐待のあつた暗からすると、高給取りが謙虚な気持ちを失い、首吊りを勧めるほど倫理を失くしていても、特に珍しい話ではありません。そして、これを讀む貴方の親だけが例外だとも想いません。



學生の頃は、人間らしい者しかいませんでした。制服を着こなして勉學に励むだけでなく、昆蟲を採集して飼育し、テレビの構成を讀み解き、漫畫を何所から讀んだら良いか解つていました。而も自身で作品までつくつており、とても頭が良いようでした。

然しアルバイト等してみると、文字の讀めない、中身の抜け落ちた人間許りです。周圍はみな、金とセツクスと代替医療以外のものごとには無關心の様に成りました。中身の無い人間に昆蟲のことを話しても、幾らで賣れるかとニヤつくだけです。趣味がなくなつた分、星の王子さまの点灯夫のように、機械仕掛けになって無心に働いている無碍な者も多いですが、なかには「うちの會社はまだましなほうだぞ」と説く社員の存在でその虚空を埋めようとし、共依存して居る様な者もザラです。不貞を指摘しても、いつしかダイエツトの話にすり替えられて了います。

そのうち正社員になつても、おかしな者は減りません。コンプライアンス研修や、毎月の企業理念の輪讀等がない中小企業ならば、尚更です。冒頭のKさんには家庭がないようですが、家庭を持てるほどの高給取りとなつたとき必然的に勉強をやめ、反省を失くして居るのだから、この世に毒親しかいないのは今更記すまでもありません。わたくしたちはいつも、父親には徳と給与が比例するという迷信を、母親にはマリア信仰の女性蔑視を押しつけて、その人間自身としては捉えず、非科學的です。
















テレビや YouTube 等で観るタレントは亊務所に所属しているけれど、マネージヤーと違つてその亊務所の正社員ではありません。また、番組の制作會社はどれも小企業です。

つまり画面の向うのひとびとは、マネージヤー以外殆ど、ひとりひとりで確定申告をしていたり、小企業で事業主だつたりします。

畫面の向こうではあんなに面白いこと許り起きているのに、身の周りのバイトやサラリーマンとは、それが實の家族であつても、なぜ會話すら成立しないのでしようか。それはテレビや YouTube の演出の巧みさに依るものだけではない氣がします。

テレビと現實は違うというよりも、個人亊業主とそうでない者がいるのでしよう。