リスクを負うのは

Le Cafard(ル・カファァ)は、サブカル・アングラ古書店としてネツトシヨツプをして居ます。この頃連續して實店舗の記事を投稿して居ましたが、矢張り物販の未経験者には公庫から融資が下りず、開業には至りませんでした。


物件の手數料、敷金、礼金、初月の家賃など、初期の費用は全部で110万圓で、その他保険料等が3万ほど掛かりましたが、融資の申込の爲にはその契約書が必要でしたので、仕方のない出費だつたのです。つまり、わたくしは賭けに110万以上負けてしまつたと云う亊です。













屹度未経験の雑貨屋はみな、内装工事の必要のないところで、長年の既存のコレクシヨンを並べて開業するのでしよう。


蓄えは70万圓ほどしかないのですが、然し敷金が返還されることで、退去の際余分に支拂わなければならない3ヶ月分の家賃はクリアでき、暮らしには特に影響がないでしよう。

あれだけの金額があれば、ネツトシヨツプを色々と充實させることができたので、悔いがないというと嘘ですが、然し貯金が半分以下になつたことで、運が上がつたのか、怒鳴る癖のあつたアパートの隣人が退居しました。隣人から逃げたくて實店舗を探していたと云う我儘もあつたので、それから解放されれば、もはや鎌倉の自然と自身のささやかな暮らしに満足するだけです。



ちなみに、いまは応援される氣分ではありません。と云うのも、この記事を讀むひとは自身で開業しないからです。

お金を貸さないのなら、例えば成績の良いADHDの生徒に、學級委員長、卒アル、ポスター、ピアノ等の學校行事の仕事をすべて押しつける様な、よくあるイジリでしよう。發達障碍者に意思はなく、易々とピエロとなるのですから、輕い気持ちで応援するまえに、自身がやるわけではないことを自覺すべきです。