YouTube で、少女革命ウテナの配信を観ています。お陰で、苦手だつた百合への抵抗が可成りなくなつてきました。


暗にとつて問題は、女性同士の戀愛そのものではなく、それ以外にふたつあります。

ひとつはおじさんの否定です。譬えそれがおじさん自身によるものだつたとしても、美少女に生まれたかつたというのが、〈偽善〉の標本のようだからです。然しウテナは『ちやお』で少女漫畫となつている程なので、おじさんによる男性嫌いはなく、どちらかというと耽美の文脈にありました。ボーイズラブ要素が想像の倍以上あつたのです。

もうひとつは、本来コミツシヨンで擦り合わせをしてはいけない、と云うことを知らない購入者のことです。女キヤラを頼むひとは、ほとんど常に衣装や髪のことでリテイクを頼んできがちです。著作権の所在を勘違いしているのです。百合をリクエストするひとのカスハラにより、暗は自身を百合を苦手だと勘違いしただけかもしれません。



以前、ある動畫で野田氏が、「渡辺さんの世代は Vtuber を『繪じやん』と云うと思つていました」と意外そうにしたところ、錦鯉渡辺さんが「繪じやん、と云う奴は頭が悪い」と云う様なことを答えて居ました。

確かに感受性や想像力のことを、そのまま頭の良さだと云えるかもしれませんが、Vtuber を繪だと捉えてしまうひとには、頭が惡いひとのほかに、そのモデリングの元繪を制作した繪師、そして二次創作で易々そのすがたを描けてしまう繪師たちもいるでしよう。暗にとつても矢張り繪でしかありません。

女キヤラのリクエストのなかには、百合のほかに夢繪も有りますが、野田氏と渡辺さんのやり取りを観てからというもの、暗は、なぜ夢繪でリテイクが多いのか、ひとつの理由を知りました。繪が下手でなければキヤラに戀ができないのです。

著作者としての自己定義がある腐女子からのリクエストでは、リテイクがほとんどないのに對し、夢女及びガチ戀は、著作者とはなにかわからず、美容師にそうするように指示を下してしまうのです。確かに髪は美容師のものではない譯ですが、繪は繪師のものです。